富士を彫り続けた版画家

鑿で彫った板に顔料を塗り、紙を圧着させ写し取る。それが版画の
基本だ。油彩のような写実--精微な書き込みや、複雑な濃淡を
つけるのは難しい。対象は否応なく簡略化され、平面化される。
それを踏まえたうえで、萩原英雄の「三十六富士」を見ると
その微細な工夫が他の版画とは異なる奥行を生み出している。
「三十六富士」は葛飾北斎の「冨獄三十六景」を材に取っている
のは言うまでもないが、その独特の技法の多くは浮世絵版画の
技法から着想を得ている。
            連作<三十六富士>から《河口湖黄昏》
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             連作<三十六富士>から《春日遅々》
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             連作<三十六富士>から《名残りの花》
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              連作<三十六富士>から《明と暗と》
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               連作<大富士>から《月夜富士》
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              連作<拾遺富士>から《投影富士》
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      たしかに、写真や絵画とは異なる美しさが感じられます。

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